サーガラ木管五重奏団

サーガラ木管五重奏団の紹介や演奏会情報、その他楽団等で使えるお役立ち情報など、様々な情報を提供しています。木管五重奏はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンと、どれも全く異なる楽器のハーモニーが特徴です。我々の演奏会に足をお運びいただけたら幸いです!

なぜなぜ管楽器(その1):なぜクラリネットだけ閉管楽器で他は開管楽器なのか

サーガラのホルンです

こんにちは

 

最近特に気になっていることがありまして

フルートやリード楽器、金管楽器の歌口部分は

開口端なのか閉口端なのか

 

ネットを見て見ると人によって意見がバラバラすぎて

よくわからん。。。。

 

ということでサーガラ版の説明を作りたいなと

これを読めば一通り人に説明できる感じのものを提供したいなと

そう思いました

 

どうも論文などの文献を漁って見るとどうもフルート以外は

全て閉口端の楽器のようです。

 

よく言われるのは

 

クラリネットだけ閉口端でそれ以外は開口端楽器である。」

 

?????

 

すでに食い違っている

 

これは表面上だけを見て説明したからでしょう

クラリネッットが偶数倍音が苦手なことは有名な話だと思います

一番簡単な筒型の気柱モデルではその両端が開いているか閉じているかだと

全ての自然倍音列が共鳴周波数になります。

一方で片方だけ閉じている筒は奇数倍音しかでないことが知られています。

高校物理の範囲でも計算した記憶があります。

 

クラリネット以外の楽器はクラリネットほどは特に倍音に関して気にしないことから

 

クラリネットだけ閉口端でそれ以外は開口端楽器である。」

 

と言われるようになったのかもしれません。

 

んん?

本当にそうなのか?

 

と思ってしまいます。

 

発音機構もさほど変わらないのになんでクラリネットだけ?

 

んでいろんな文献を読みあさっていたら

やはり

クラリネットだけ閉口端でそれ以外は開口端楽器である。」

これは間違っているようだということがわかってきました。

 

詳細は省きますが、秘密はどうも管のテーパー(形状だと思ってください)

にあるようです。クラリネット以外の楽器はその形状によって

「近似的に偶数倍音が出る」

正確には「最も単純な気柱モデルの偶数倍音付近に強い共鳴応答を示す」

ようになっているそうです。

 

んーでもやっぱりイマイチわからない

 

どうして偶数倍音付近を鳴らすことができるのか

 

最後まで辿り着ければインターネットに転がっている間違えた情報に惑わされずに済むようになるかなあ

 

それを期待して頑張っていきたいと思います

 

絵がないのも寂しいので

今日の一枚

f:id:saagara-windquintet:20170912225629j:plain

 

ホルンの裏側はこんな感じになってます

当然メーカーやモデルによって巻き方が異なるので

楽器によって風景が変わります

なぜこんなにごちゃごちゃとしているかというと

1.管が長い

2.B♭管のシングルホルンとF管のシングルホルンが合体している

からです

2つの楽器が合体していて

見た目に一番わかりやすいのが真ん中の3つ並んだロータリーの部分の

抜き差し感は全て2段になっています

f:id:saagara-windquintet:20170912230119j:plain

これでなんとなく2つの楽器が同居している感じがわかるでしょうか

 

どうしてこんな面倒くさい構造をしているかの詳細はおいおいホルンの楽器紹介の続きで書こうと思いますが、

ドラえもんひみつ道具みたいなのがあったとして

高ーい音はバイオリンで低ーい音はビオラで弾きたいと思った時に

奏者の手元でボタンを押すだけで一瞬でバイオリンとビオラ

奏者の手元で入れ替えることができるイメージです。

 

 

結構便利に聞こえますねw

 

もっと詳細にみていくとシングルホルンでも実は中に複数の楽器が同居していると見ることもできます

 

まあ今日はこの辺で

 

次の記事

 

saagarawq.hatenablog.com