サーガラ木管五重奏団

サーガラ木管五重奏団の紹介や演奏会情報、その他楽団等で使えるお役立ち情報など、様々な情報を提供しています。木管五重奏はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンと、どれも全く異なる楽器のハーモニーが特徴です。我々の演奏会に足をお運びいただけたら幸いです!

Texのすすめ(その2:TeX導入Mac編 1.MacTeXのインストール)


こんにちは

サーガラのホルン担当です

今日はTeXのインストーMac編をご紹介したいと思います。

前回の記事ではTEXとしか言っていませんでしたが、

今回導入するのはMacTexです。

#TeXオープンソースで色々なものが存在します。

使用するエディタはMacTexをインストールするとついてくるTeXShopというものを使用します。

#個人的にはめんどくさいので別のテキストエディタで作成して
#ターミナル上でコンパイルしています

そのままでは日本語で使用できないので
日本語の環境設定も行います。

1.MacTeXのインストー

このサイトからMacTeX 2017を入手します。
以下のページの赤い囲みの部分をクリックしてください。

f:id:saagara-windquintet:20170627124531p:plain

すると以下のページが現れると思いますので、さらに赤い囲みの部分をクリックしてください。

f:id:saagara-windquintet:20170627124607p:plain

ダウンロードが始まります。終わるまでしばらくお待ちください。
ダウンロードされたpkgファイルをダブルクリックして
インストールを開始してください。

以上インストール作業でした。
ここからは日本語環境の設定になります。
日本語いらないよという方はこれで以上終了と思います。

ここまでで一度動作確認したいという方のために
サンプルコードを記載しました。

\documentclass[12pt]{article}
\usepackage{amsmath}

\title{ {\LaTeX} Sample File}
\author{Saagara Wind Quintet}
\date{\today}
\begin{document}
\maketitle


\section{Hello \LaTeX}

This is the content of this document.

This is the 2nd paragraph.
Here is an inline formula:
$   V = \frac{4 \pi r^3}{3}  $.
And appearing immediately below
is a displayed formula:
\begin{equation}
  \left( \int_0^\infty \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right)^2 =
  \sum_{k=0}^\infty \frac{(2k)!}{2^{2k}(k!)^2} \frac{1}{2k+1} =
  \prod_{k=1}^\infty \frac{4k^2}{4k^2 - 1} = \frac{\pi}{2}
\end{equation}
\subsection{Schrodinger's Equation}
\begin{equation}
 i\hbar\frac{\partial\psi}{\partial t}
 = -\frac{\hbar^2}{2m}\frac{\partial^2\psi}{\partial x^2}+V(x,t)\psi
\end{equation}

\end{document}

上記のコードをTexShopのエディタに入力します。
f:id:saagara-windquintet:20170629085653p:plain


エディタ画面上部のタイプセットボタンを押すと下のようなpdfが出力されます。


f:id:saagara-windquintet:20170629085942j:plain



以上が今回の記事内容でした。

次の作業からはターミナルで進めて行きます。
日本語環境の設定は
次回の記事で紹介いたします。








TeXのすすめ(その1:TeXとは)

こんにちは

サーガラのホルン担当です。

今日はTeXを紹介したいと思います。

音楽活動をなさっている
特に管弦楽吹奏楽などの活動をなさっている方は
普段どのようにプログラムノートを作成していますか?

手書き、WordやExelなどのOfficeが代表的でしょうか。
手書きはないか。。。。
#個人的には手書きの持ち味がとても好きです

ただWordはとても便利な反面
Word側の機能で勝手に意図しないデザインとなってしまうことに
煩わしさを感じることがあります。
またプログラムノートのようなものの場合
普段のレポートやメモ程度に書くのとは違い
見た目もとても大事になりますよね。
#自分はレポートも見た目重視でした。笑

正直Wordを出版物レベルまでデザイン性を
上げよう思うとなかなか細かい設定が多くなって来たり
手間が多くかかるようになって来ます。

手間が多くかかるならその手間を書式と中身に
分離できたら楽なのに。。。

そんな思いを解決してくれるツールが
TeXです。本当は\TeXと表記します。
私は「テフ」と呼んでいますが、「テック」とか「テックス」とかとも
呼ばれるようです。

こんな感じのものが簡単に作れてしまいます。

f:id:saagara-windquintet:20170626193141p:plain

WordとかのOfficeは有料ソフトですが、
この\TeX実は無料で入手できます!

私は特にOfficeを使用しなければならないことがないので
持ち合わせていません。Macだと使いづらいのもありますが。
Wordは有料だけど\TeXは無料。
もう\TeXを使うしかありません。

\TeXの利点は書式と内容が分離している点です。
例えばWordでは基本的に全てマニュアルで文字の大きさ等
一つ一つ設定していきます。その変更の仕方も選択範囲を
ドラッグアンドドロップで指定して文字の大きさを選んで
変更します。設定が一目で見えないためある部分の文字の大きさが
異なっていても見つけることが容易ではありません。
一方で\TeXマークアップ言語のスタイルをとっていて

\begin{~}
    hogehogefugafuga
\end{~}

とbegin{}とend{}で囲まれる部分に~で指定した書式が適用されます。
#そのほかにも指定の方法が沢山あります。
そのため設定した内容が目で見え、慣れてくるとWordよりも
使いやすいツールとなると思います。

#自分はもう\TeXからは離れられません。

一つ例をあげます。
Wordで数式を打ったことがある人はわかると思いますが、
なかなか大変な割にカッコよくなかったりします。
#完全に\TeXと比べてしまっていますが、、、、

下記のようにおまじないを打つと...

\begin{equation}
  \left( \int_0^\infty \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right)^2 =
  \sum_{k=0}^\infty \frac{(2k)!}{2^{2k}(k!)^2} \frac{1}{2k+1} =
  \prod_{k=1}^\infty \frac{4k^2}{4k^2 - 1} = \frac{\pi}{2}
\end{equation}




\left( \int_0^\infty \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right)^2 =\sum_{k=0}^\infty \frac{(2k)!}{2^{2k}(k!)^2} \frac{1}{2k+1} =\prod_{k=1}^\infty \frac{4k^2}{4k^2 - 1}=\frac{\pi}{2}



と出力してくれます。最初はナンノコッチャという感じと思うのですが、
コマンドを覚えてくると空で数式を上記のコマンドで打てるようになって来ます。
ここまでくるとWordよりも\TeXの方が楽になって来ます。
諸々の設定を入れておけば内容を直すだけで簡単に出版物レベルの
ものを出してくれます。もともとデザインはある程度\TeX側で設定してくれているので
例えば

\title{hogefuga}
\maketitle

とするだけでタイトルページを作ってくれます。

一回テンプレートを作ってしまえばあとは中身の
文章を変えるだけで毎回プログラムノートが出来てしまいます。

だいぶ\TeXびいきな記事になってしまいましたが、
Wordには当然Wordの良さがあると思います。自動で判断してくれるところ
は書くものによっては相当便利です。
ずっと\TeXを使っている小職も

これはWordの方がいいな

と思うことは多々あります。
余は使い方なんでしょうか。

\TeXの概要にもならない概要を紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか。
これを機に\TeXでのプログラムノート作成を視野に入れていただけたら嬉しいです。

次回以降でインストールから簡単な使い方
サーガラのプログラムノート雛形の紹介をしていこうと思います。

次回はMacTeXのインストールです。
saagarawq.hatenablog.com

サーガラ木管五重奏団次回演奏会情報!

こんにちは

 

ホルンです。

 

サーガラ木管五重奏団の次回演奏会情報を入手しました!

 

次回の演奏会は

■サーガラ木管五重奏団 第5回定期演奏会

■2017/10/21

■代官山教会 (東急東横線 代官山駅より徒歩5分)

 

今までにない立地の良さ!

お越しくださいますと団員一同大変嬉しく思います。

 

演目やチラシ等の情報も入り次第お知らせしてまいります。

木管五重奏曲 Op.91-3/ライヒャ(サーガラ木管五重奏団第四回演奏会2017年3月20かつしかシンフォニーヒルズアイリスホールにて)

ホルンの竹村です

youtubeに公開致しました

 

やはりライヒャの難しさは一級です

お聞き苦しいところが多々ございます

今後ますます頑張ってまいります!

 

ライヒャ 木管五重奏曲 Op91-3

明るく長閑な曲です

www.youtube.com

 

次回の演奏会ではライヒャのOp91-4を

演奏する予定です

Op.91-4は全て通すと50分にも及ぶ

超大曲全力で練習に励みます!

団員の楽器紹介(その0)

こんにちは

 

ホルン吹きです

 

何か手軽に我々の活動の雰囲気など

見られるものはないかなあと

考えていたところで思いつきました!

 

そうだ!楽器紹介をしよう!

 

ということでおいおいアップしていきます

 

まだ計画を思いついたばっかりなので

紹介していく順番等はわかりません!すみません!

 

それぞれの楽器がどんな形で色で

どんな特徴があるのかなど

たくさん紹介したいと思います!

 

楽しみにしていてください!

よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

木管五重奏曲/クルークハルト(サーガラ木管五重奏団第四回演奏会2017年3月20かつしかシンフォニーヒルズアイリスホールにて)

こんばんは

 

演奏の記録を更新致しました!

本日の動画はクルークハルトの木管五重奏曲です!

ホルンは賛助の奥山くんです

 

竹村はスタミナ不足のためクルークハルトには乗っておりません。。

体力をつけねば

 

他の木管メンバーは同じになります

ご興味がありましたら是非聴いていただけますと励みになります

www.youtube.com

 

 

次回はライヒャのOp.91-3をアップ予定です

 

なぜ「木管」五重奏に金管楽器のホルンが入っているのか

こんにちは

 

ホルン吹きです

 

たまにホルンの中古情報とか新作情報とか見ている時に

よく検索で「なぜ木管五重奏にホルンが入っているのか」という

解説を目にします

 

だいたいどの解説も

1.木管楽器との相性が良い

2.ホルン以外の金管楽器(トランペットとトロンボーン)は教会で使用されいたため敷居が高い=ホルンが庶民的な楽器

という内容がほぼほぼです

 

うーん

 

ごもっともと言えばごもっともなのですが

どうも自分としては納得できません

根拠が薄いような気がしてしまいます

何かもっと別の理由があるような、、、

 

ここで

なぜ「木管」五重奏に金管楽器のホルンが入っているのか

を自分で考えてみました

 

※ここからは自分の独断と偏見を含む内容です

 

まず、木管五重奏をいろんな言語で調べて見ました

木管五重奏は英語でwind quintet

吹奏楽は英語でwind orchestra

ここで思うのがwindはただの管楽器の意味なんじゃないかと

そいでドイツ語で木管五重奏を調べてみると

Blaserquintett

直訳すると管楽五重奏で特別木管を指す言葉ではないようです

 

wind instrumentを調べてみると

http://ejje.weblio.jp/content/wind+instrument

こちらも管楽器のことを指しており

木管楽器のみを指すものではないようです

 

とすると、日本語の木管五重奏がおかしいような気がしてきます

もしかしたらbrass quintetに対する言葉なのかもという気がしてきます

ただただ Fl. Ob. Cl. Fg. Hr.の編成の室内楽曲を木管五重奏曲と

日本語ではそう呼んでいるだけな気がしてきました

 

外国語では木管五重奏ではなくただの管楽五重奏の意味だということがわかりましたし

 

となるとやはり上記の1.2.のよくネットで見る理由はますます納得がいきません

1.木管楽器との相性が良い

2.ホルン以外の金管楽器(トランペットとトロンボーン)は教会で使用されいたため敷居が高い=ホルンが庶民的な楽器

これについてもう少し考えて見ます

 

(この記事の)これ以降は「木管五重奏」を「管楽五重奏」と呼ぶことにします

 

オーケストラ(管弦楽)の編成は基本的に弦5部+管楽器+打楽器です

モーツァルト、ベートーベンあたりの時代で主流となっていた管楽器の編成は

フルート、クラリネットオーボエファゴット、ホルン、トランペット(+トロンボーン)という感じです

管楽器のアンサンブルはこの6ないし7つのパートで行います

各パートの本数は基本的には2本ずつです

アンサンブルでもっとも親和性が高いのは当然各パートのパートナーです

例えばフルートで言えばアンサンブルはフルート1stとフルート2ndのアンサンブルが

一番親和性が高く合わせやすいはずです(特別な場合を除いては)

それは物理的に発音機構、座る位置が近いためです

その次に大きなグループでの親和性を考えると

なるほど上記の1.2.の理由を考えると

フルート、クラリネットオーボエファゴット、ホルン

のグループが良いかもしれません

 

古典派の巨匠たちが活躍した時代ホルンやトランペットは今のような

ロータリーやピストンの機構を持たず自然倍音列を基本とした音のみで

演奏していました(ナチュラルホルン、ナチュラルトランペットと呼ばれています)

f:id:saagara-windquintet:20170325224301j:plain

http://seiko-phil.org/2012/12/25/223441/

ナチュラルホルンでは基本的に上記の楽譜の音しか出ませんが

ホルンはベルが後ろを向いており、少し前の時代に手でベルの隙間の大きさを

調整し自然倍音列以外の音を出す技法が考案されていました

そのため当時はホルンがトランペットに比べて旋律を演奏することにおいては向いていました

トロンボーンは戦場や教会の楽器であり、当時は特別な部分で使うことが多い楽器です

モーツァルトのレクイエムのトロンボーンの出番は最後の審判を告げる特別なソロということは有名です

またやはり直管の金管楽器(トランペットやトロンボーン)と木管楽器は音色が溶け合いにくいということは事実であると思います

 

上記の1.2.を鑑みると当時のオーケストラの管楽器で最大のアンサンブルのグループが

フルート、クラリネットオーボエファゴット、ホルンだったのではないでしょうか

 

そしてこの5つの楽器の編成においてライヒャという人物が24曲もの曲を書いています

その後の時代でも多くの作曲家がフルート、クラリネットオーボエファゴット、ホルンの編成の5本の管楽器のための室内楽を書いており

これが伝統的な編成の1つとなっていったのではないでしょうか

 

この古典派の時代にはホルンで多くの試みがなされており

ベルを塞ぐ技法でホルンは当時のトランペット的な性格から

旋律を吹く楽器へと性格を変えていきました

 

このころのホルンの旋律といえばモーツァルトのホルン協奏曲が

特に有名ですが上記に出てきたライヒャの管楽五重奏曲ではとんでもない

旋律がたくさん出てきます

下の楽譜はライヒャの管楽五重奏Op.91第2番の4楽章のホルンソロです

これはロータリーを使わずに吹くことはできません

半音階が目を見張ります

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http://javanese.imslp.info/files/imglnks/usimg/1/1b/IMSLP16719-Reicha_Quintet_Op91No2_horn.pdf

このことからも盛んに研究、実験がなされていたことがわかります

まずベートーベンでこのような旋律は出てきません

当時管弦楽曲で使うホルンの自然倍音列以外の音は

記譜のC♯、E♭、F、(A、)Hくらいで

それ以外の音を目にすることは結構珍しいです

下の画像はベートーベンの5番です

f:id:saagara-windquintet:20170325225011p:plain

http://ks.imslp.net/files/imglnks/usimg/9/90/IMSLP440399-PMLP01586-Horns.pdf

これ以外の音は開口端補正の都合で音程を定めることが難しいためではないかと思います

旋律ができるといっても基本的にはトランペットと同様自然倍音列です

 

ライヒャは

フルート、クラリネットオーボエファゴット、ホルン

という編成でホルンに他の管楽器と同様の立場を求め

ホルンにも難しい旋律をたくさん書いています

 

これは後の作曲家達にかなり影響を与えていたのではないでしょうか

ホルンを自然倍音列の楽器から旋律の楽器へと認知するきっかけにならなかったのかなあ

またこういったことを沢山試みてきたために

フランスでのナチュラルホルンの根強いこだわりが生まれたのではと想像しています

ライヒャはフランスでの活動を長く行なっていたらしいです(Wikipediaより)

 

 

話が逸れてしまいましたが自分の推測をまとめると

伝統的な管楽五重奏(Fl,Ob,Cl,Fg,Hrのアンサンブル曲)が日本に入ってきたときにそれを木管五重奏と命名してしまっただけなのではないかと思う

その理由については木管楽器が多数を占めるとか

金管五重奏(brass quintet)に対する言葉としての定義とか

わからないけどそんなところかな

 

だからどうして「木管五重奏」にホルンが入っているのかという質問自体おかしいのかもしれない

管楽五重奏の伝統的な編成の1つにFl,Ob,Cl,Fg,Hrのものがあり、それを日本では木管五重奏と呼んでいるという説明なのではないだろうか

断定するにはそれが正しいか調査する必要があるもののこの説明の方がしっくりこないかなあ

 

自分の勝手なイメージが多分に入っているのでなんともですが

 

皆さんはどのようにお考えでしょうか

聞かせていただけると勉強になります